時計の評論家やジャーナリストに、2023年に発表された新作時計で特に気に入ったモデルを5本、セレクトしてもらった。ロレックス偽サイトトレンドを追い続けている彼らの意見からは、新たな発見や深い知識が得られるはずである。今回は、時計&宝飾ジャーナリスト・野上亜紀さんが選んだベストウオッチを紹介する。編集者を務めたのちフリーに転身。現在、腕時計とジュエリーをメインに、専門誌や女性誌および男性誌、ライフスタイル誌などの編集&執筆に携わる「時計界・宝飾界を問わず、サイズもデザインもジェンダーレスがトレンドに」●新作時計BEST5の選択基準「時計界もさることながら、宝飾界でも話題の“ジェンダーレス”という視点から選んでみました。サイズはもちろん、デザインもその傾向を強めています」●2022年の総括「引き続きコロナ禍ということもあり、高価格帯のピースが動いたようですが、その逆を突いた手堅いブランドの動きもあり、立ち位置が明確化されたようにも思います。レディスモデルに関しては、昨年まで続いていたブームも今年は比較的落ち着いた印象。ゆえに『手にするべき良品が、きちんと存在感を示すようになった年』と言えるではないでしょうか」<私的ベストウオッチ No.5> ブライトリング「クロノマット 32」ブライトリング「クロノマット 32」Ref.A77310101L1A1 49万9400円「2022年のメンズウオッチ新作はグリーンダイアルが人気でしたが、レディスモデルにも波及。クロノマット 32は、メンズウオッチを小型化したベストバランス。夏に登場したニューカラーを選んでみました」スペック:クオーツ(Cal.77)。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径32mm(厚さ8.5mm)。100m防水。
IWC 2022新作 ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン IW504504

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン
Ref:IW504504
ケース径:45.0mm
ケース厚:15.3mm
ケース素材:18K Armor Gold®
防水性:3気圧
ストラップ:ブルーカーフレザー
ムーブメント:自動巻き、Cal.51950、毎時19,800振動、日付・曜日・月・4桁西暦・永久ムーンフェイズ表示のパーペチュアルカレンダー、フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、7日間(168時間)パワーリザーブ
仕様:シースルーバック
12時にトゥールビヨンを設定するために6時の月表示ディスクの先送りリングを切り抜き、そこにムーンフェイズを設置した「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン」。9時には曜日表示、8時に4桁表記の西暦、3時には日付と7日間(168時間)パワーリザーブが表示される自社ムーブメントの自動巻きCal.51950搭載。当キャリバーのトゥールビヨン・キャリッジは82個の部品で構成され、その重さはわずか0.635グラム。永久カレンダーは各月の日数の違いを自動的に判別するだけではなく、4年に1度、2月末日に1日を追加する機械式プログラムが設定されている。18K Armor Gold®ケースのブティック限定品とプラチナケースの2モデルが用意され、いずれも世界限定50本となる。
リシャールミル新作 RM056 トゥールビヨン スプリットセコンド コンペティション クロノグラフ フェリペ・マッサ サファイヤ

リシャール・ミル新作 RM056 トゥールビヨン スプリットセコンド コンペティション クロノグラフ フェリペ・マッサ サファイヤTourbillon Split Seconds Competition Chronograph FM Sapphire型番 RM05650.50㎜×42.70㎜×19.25㎜サファイア 世界限定5本機械 手巻トゥールビヨンスプリットセコンド クロノグラフ30m防水70時間パワーリザーブ
フロント・サイド・バック、ケースパーツをすべてダイヤモンドに次ぐ硬度のサファイアクリスタルで完成させた究極のスケルトンウオッチ。搭載されているムーブメントは最も製作が困難なスプリットセコンド クロノグラフ トゥールビヨン。ケース・ムーブメントとともにリシャール・ミルが現段階で持てる技術のすべてを結集させた世界にわずか5本しか所有を許されないタイムピースです。
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