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時計界の散財王を目指す編集者が

まずは、「ハミルトンPSR」。1970年5月6日に発表された世界初のデジタル時計、「ハミルトン パルサー」の50周年を記念したモデルである。

ステンレススチール、W40.8×H34.7mm、デジタルクオーツ 9万円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)
1970年といえば、未来の車はチューブの中を走るものと誰もが信じていた時代(と推測している。当時、ぼくはまだ5歳)。そして、未来の時計を形にしたのが、まさにこのハミルトン パルサーだった。今回の「ハミルトンPSR」は、そのハミルトン パルサーのセカンドモデル「P2」(1972年発売)をベースに復刻されている。



パッと見の印象は「P2」のそれにかなり近い。本来「Pulsar」のロゴが刻まれていた箇所は、大人の事情で「HAMILTON」となっているが、選ばれたフォントも雰囲気を損ねるものではなく、非常に格好良し。ケースやブレスに関しては、デザインはオリジナルに忠実な一方で、質感はより向上している印象だ。



そして、何よりのキモである時刻表示部分の完成度が高い。オリジナルのハミルトン パルサーはLEDを使って表示していたため、消費電力の関係からプッシュボタンを押さないことには時刻を確認することができなかった。今回の「PSR」では、液晶ディスプレイと有機EL(OLED)とを組み合わせることで、ボタンを押したときにLEDにかなり近い印象で赤く輝くのに加え(しかも、P2と同様に数字はドットだ!)、液晶によりボタンを押さなくても薄っすらと時刻を知ることができる。

ヴィンテージのハミルトン パルサーはムーブメントがナイーブで修理も難しいため、誰もが日常で気兼ねなく使える存在とは言い難い。その点、ガンガン使える「ハミルトンPSR」は最良の選択になるだろう。

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時計業界の新作発表 Eメール URL 2021年07月16日(金)16時31分 編集・削除

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