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アメリカでの人気作がいよいよ日本に! ボールウォッチ「ロードマスター マリン GMT」発売開始

堅牢かつ高い信頼性のプラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチは、これまで国内未入荷だった「ロードマスター」シリーズを12月から販売スタートした。その初めてのシリーズが、24時間針と両方向回転式24 時間表示ベゼルによって第3時間帯まで把握できるGMT 機能を備えた「ロードマスター マリン GMT」である。このクオリティで29万円(税別)は、ライバルの多いミドルレンジのスポーツウォッチ群の中で、注目される可能性大だ。

ついに発売されたミドルレンジキラー


19世紀末、アメリカの鉄道に高精度な時計の検査システムをもたらしたボール ウォッチは、現在ラインナップするシリーズに「エンジニア(機関士)」や「ストークマン(機関助手)」といった鉄道由来のネーミングを与えている。今回発売される「ロードマスター」は“保線夫”という意味を持ち、線路の敷設や保守・点検を行う者を指している。まさにユーザーを陰ながら支える高性能な本シリーズにおいて、デュアルタイム表示を備えているのがマリン GMTである。
まるで高級機のようなGMT機構
 本機の最大の特徴が、操作性に優れるGMT機能だ。通常はリューズを使って24時間針を調整するところを、ケース左サイドに設置された2つのプッシュボタンで行なう。先端をスケルトン加工した24 時間針は、8時位置ボタンで1 時間戻り、10時位置ボタンで1 時間進む。この特殊な機構は、ボール ウォッチR&D部門「パトリック・ラボ」の責任者であるフィ・ヴァン・トランが開発を担当。SW220-1 キャリバーをベースに独自のモジュールを組み合わせることで実現した。以前所属していたグルーベル・フォルセイやペキニエに革新をもたらし、ボール ウォッチでは初の自社ムーブメントを手掛けた彼が、自信を持って送り出したメカニズムである。



ちなみにプッシュボタンはわずかに回転させることでロック、アンロック出来る仕組みになっており(1クリック=60°/6クリックで1回転)、誤って押してしまうことを防ぐほか、防水・防塵の観点からも安心の設計となっている。リューズは最大2段引きで、1段目で日付と曜日を、2段目で時刻を調整できる。



ボールウォッチ「ロードマスター マリン GMT」
プッシュボタン操作の禁止時間帯はないが、同時にふたつのプッシュボタン操作は禁止、またリューズ操作と同時にプッシュボタンの操作も禁止である。軽量かつサビに強い精悍な仕上げのチタンケース、モデル名の通りに海での着用を想定した200m防水、機械式時計ではめずらしい耐衝撃構造(5,000Gs)、高精度の証明といえるスイスCOSC認定クロノメーター・ムーブメント、ビジネスユースを考慮した日付&曜日表示、24時間を昼夜で色分けした蓄光付きのセラミックトップ・ベゼル、強い太陽光の下でも視認性をキープする反射防止加工を施したサファイアガラス風防、暗闇における時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライトなど、高機能かつ実用性を追求した満足感の高い一本となっている。


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腕時計市場特色の設計 URL 2021年08月06日(金)16時15分 編集・削除

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